日々是精進(ヒビコレショウジン)
田端俊久代表が主催される賢人塾の"非公式"のブログです。施設紹介、催しの御案内などをお伝えしています。
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講演会を最後にするもうひとつの理由
3月の代表の講演会に行けなかったため、どのような内容だったのか、また、みなさまの反応はどうだったのかと思い、これまでに色々と検索して日記やブログを読ませていただきました。

代表は常日頃から、色んな方々のご意見やお考えを知りたいとおっしゃっており、できればしっかりとしたご意見やお考えをお持ちの方達とお話をし、勉強をさせていただきたいとおっしゃっておりましたので、失礼ながら色々な方々のブログなどに書かれた内容を印刷してお渡しいたしました。その内容に対して、やはり理解が十分に得られていない部分があると感じられて、その方達に少しでも正しい考えをお伝えしたいとのことでコメントをいただきましたので、長文で申し訳ありませんが掲載させて頂きます。

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私が講演会を今回限りで最後といたしましたのは、体調の問題もございますが、実は一番の理由は別の所にあります。それは限られた時間の中で一対多(他)、そして、一方通行で物事を伝えることの限界を、講演会でお話しすることに感じたからです。

わたくしは、講演会でみなさまにお話させていただく時、壇上に立ち、会場を見回してから話す内容を決めます。お集まりくださった方々によって、意識レベル、知識レベル、考える能力、理解する能力など、事実として違いがそこに存在します。頭の中にある幾多の話の中から適切と思う内容を選び出し、どの層の人々にこの話は投げかけたらいいのか、常に考えながら話を進めます。あるいは、より多くの方々に理解していただこうとすると、学校の授業ではありませんが、その時に多くいらっしゃっている層の方々に合わせて、言葉を投げかけざるを得ません。そうしますと、同じ話でも様々な理解の仕方や、疑問に思う方、腑に落ちる方、色々出てくるわけです。

しかし、そのような現象を作るために本来の講演の意義が存在するのだと思うわけです。色々な方が普段からお持ちになっているそれぞれの思いや考えを、より進化させるために講演会という形で話し手と聞き手のご縁を頂く、そこには話し手の考えや意見、情報が正しいのか間違っているのかということよりも、あくまでも講演の内容は話し手の私見でしか過ぎず、その意見を参考にし、聞き手が自分はどう感じどう思い、そしてどうこれから生きていくか、今何をなすべきかを考える事が肝要であると思います。

また、講演の限界として、物事を伝える時に、話し手の思いや考えが、聞き手によって正しく伝わらないということが出てまいります。例えば、物体の形を伝える時に、上から見た形、下から見た形、前から見た形、後ろから見た形、斜めから見た形など、様々な角度から見た形を相手に伝えていかない限り、真実の形を伝えることは難しいと思います。物事を講演の中でお伝えするということは、ひとつかふたつの角度からその形を説明していることに他なりません。ですから、私のお伝えしたい形と違った形に伝わってしまう危険性がそこにはいつも存在するのです。

これから私は、命の続く限り、その時々の今の自分の考えや思いを、一人でも多くの皆さんに投げかけ、一緒に研鑽し、共により良い社会造りに少しでもお役に立てるよう、無理なく活動していきたいと思います。その方法としては、一方的に話し、意見を伝える形式ではなく、双方向の討論形式でお話しできればと考えています。また、色々なテーマを短い時間にいくつも投げかけるのではなく、ひとつのテーマについて深くみんなで研鑽し、導かれた結果をそれぞれ自分の生き方に参考にするという形の勉強会の方が、より良いのではないかと思い、これからは、みなさんのようにしっかりとしたお考えをお持ちの方や、知識を持った方達と交流をさせていただきたいと思っています。

人生の目的はこの世における様々な経験を生かし、自分の意識をより進化させることにあると思います。ですから、物事の比較においても、勝るか劣るかではなく、自分と他の違いを探り、その違いを今の自分を知る手立てに役立て、色々な意見に出会えば出会うほど、より完成度の高い練り上げられた考えが育まれると思います。どれが正しくて、どれが間違っているかという事ではないと思うのです。

大切なことは、今の自分を進化させることにあるわけですから、例えで使われた過去の歴史の情報が、真実であろうと、間違って伝わったものであろうと、その縁を頂いた人にとっては、それそのものがその時のその人にとって必要な情報ではないかと考えます。

以前も、西郷南州翁は実際はこういう人間だった、とおっしゃってきたり、アインシュタイン博士はそんなことを言っていない、とおっしゃる方々がおられました。その時もお話したのですが、私は自分の考えの中で、自分の意識をより高めるための考えであれば、事実か事実でないか、存在するのか存在しないのかは不問に致します。その内容そのものとご縁があったのだから、それを自分の考えを練っていくことに、あるいは自分の意識を高めることの参考にさせていただく、という気持ちで、日々暮らしています。

このように言葉を重ねても、やはり言語による限界があると思います。言語だけでは伝わらない部分は、実際に見たり、触れたり、体験したり、五感で感じる事が何より大切だと思います。百聞は一見にしかず、百見は一行にしかず。講演会の中でもお話しましたが、ぜひ賢人塾においでいただき、体感をしていただいて、それぞれの意見や考えを練り上げ、自分を少しでも成長させるきっかけにお役立ていただけたらと存じます。

この度はみなさまの貴重なお時間を割いて頂き、講演会に足を運んでいただきまして誠にありがとうございました。テレビや新聞では乱れきった世の中を露呈するような内容ばかりで、その危険がいつ自分の身に起こるかも分からないようなご時勢です。みなさま方におかれましても、くれぐれも自愛下さいますよう、心よりお祈り申し上げます。
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【2008/03/28 10:19】 日々の出来事 | トラックバック(0) | コメント(3) |
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コメント
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【2009/04/14 13:38】 | #[ 編集]
先日は、有難うございました。
yaguraは賢人塾に初めて行きましたので、興奮しておりました。
私も 久しぶりにお邪魔しまして感激いたしました。yaguraが「聞いてるだけでも興奮したけど、行ってみて初めて分かる雰囲気が賢人塾にはある。イメージしてた賢人塾と、スケールと全然違った。」と今までにない興奮と感激を感じたそうです。代表!本当に有難う御座いました。
近々、又 お邪魔させていただきます。
【2008/04/05 00:34】 URL | kawakita&yagura #-[ 編集]
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【2008/04/03 08:21】 | #[ 編集]
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プロフィール

山岸孝広

名前:山岸孝広
2005年11月に友人の縁で熊本の阿蘇にある賢人塾にやって来ました。当時アトピーが薬でも抑えきれないほど悪化していたのですが、田端俊久代表の勧めで穀菜食(マクロビオティック)と温泉で治療することになり、こちらにお世話になることになりました。現在では全く薬を使わずに生活できるようになりました。ちなみに現在は賢人塾を一旦卒業し、白川水源の開運館で仕事をしております。(2008年11月に太宰府へ移転しました)

そして、最初はその治療目的だったのが、田端代表の掲げる理念に共鳴し、2006年末までは賢人塾内で勉強や、給仕、食事、草取り、掃除、お客様の対応等のお手伝いをさせて頂いておりました。最近特に外部の方からの沢山のお問い合わせや見学の申し出があり、毎日その対応に追われているところです。

本来なら公式のHPを作成し情報を公開するべきところではありますが、田端代表のお話では3年後に開塾の予定ということで、開塾前に作成してしまうと開塾していると誤解されてしまい、今以上に大勢の方々が来塾されてもその対応ができないとのことで、開塾にあわせてHPを公開する方針のようです。

しかしながら、沢山の方々が賢人塾の情報を探して検索をして下さっているというのを私の友人達から聞き、その方々に少しでもお役に立てるように賢人塾のことを私流でご紹介したいと思い、非公式ではありますが、私がこのブログを開設することにいたしました。

今後、仕事の合間を縫って建築中の建物の様子や勉強会、見学会の告知、日々の勉強の様子をこのブログでなるべくみなさまにご紹介できるように努力いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

※このブログ上での表現は田端代表から普段の生活の中で御教授いただいた内容を自分なりの理解の上で表現しているものです。ですので、その理解が本当に正しいかどうかは断言できません。どうぞ御了承ください。もし、気になる部分があれば、真意については機会があれば田端代表に直接お聞きいただければと思います。

※現在賢人塾の入口に門を建設しており、外部から入れない状態になりますので見学希望のお問い合わせ等ある場合はこのページの左上にあります、お問い合わせメールフォームからご連絡ください。

※コメント、トラックバック歓迎です。ただし承認制となっておりますので御了承下さい。

2006年11月(2009年9月更新)

※田端俊久代表についての詳しい説明はこちらへ

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